ビデオカメラはレンタル出来る!
映画『泥の河』は、キラキラと光り、ゴミが浮いて、美しいのか汚ないのかわからない河そのものが映ります。
『家族ゲーム』は、ムシャムシャと食をとる家族のテーブルを、イライラするような感じで、カメラが左から右に不安定に横移動していきます。
・・・これらはすべてトップシーンで全体のテーマを象徴させているわけです。
寺山修司の『書を捨てよ 街へ出よう』の場合はもっと巧妙ですね。
真暗闇で無音これが延々何分も続くのだから観客はイライラし始めます。
そこで台詞がポツンとひと言・・・
「待ってたって何にも写してくんないよ。自分から進んで書を捨てて街に出なきゃあ」
・・・と続くわけです。
ところが、このイキなファースト・シーンも外国のある映画祭で上映されたとき、映写技師さんが、こんなに空白があるのは何かの間違いだろうと思って、そこだけ切って上映し、寺山が烈火のごとく怒ったというエピソードまであるくらいです。
ビデオカメラ レンタルも出来る時代ですから、自分で映画を撮るのもいいですよね。
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